いろいろ鑑賞

2008年11月 2日 (日)

東京国立博物館と上野公園

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  ひょんなことから、尾形光琳生誕350周年記念の「大琳派展(ダイリンパテン)<継承と変奏>」の招待券をいただいた。
 
  絵画とは無縁の人生を過ごしてきたが、チケットを無駄にするのも申し訳なく、三連休の中日の本日、会場である上野の東京国立博物館へ。

Img_188340  新宿駅から約20分強で上野駅に到着したのは午後1時半。上野公園に入り、前方の上野動物園に向かって歩き、途中で右手へ曲がる。

Img_188540_3 左手に噴水を見ながら進むと道路を隔てて、東京国立博物館に到着。「大琳派展」は左手の平成館で開催されている。
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 10月24日に10万人の入場を達成しただけあって、入場には10分の待ち行列が出来ていた。
  「大琳派展」とは江戸時代の6人の芸術家、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一、鈴木其一の琳派芸術の展望がテーマとのこと。
Photo   圧巻はやはり4つの「風神雷神の屏風」だった。まず、宗達の絵、そして宗達の絵に構図を微妙に調整した光琳の絵、そして抱一、其一の絵が続く。
 この四人の「風神雷神図屏風」が一度に会したのは今回が初めてだという。

 65_2 もう一つ印象に残った屏風絵は、光琳の画いた波がお化けのように襲いかかる「波図屏風」と、その絵に触発された抱一がさらにダイナミックに画いた「波図屏風」。
この二つの「波濤図」の対比もすばらしかった。
それぞれの画家が師として従事したり、また慕い、発展させ、「琳派」の芸術が大成したという。
Photo_2   そのほか、「唐獅子図」「白象図」など有名そうな光琳の屏風絵、「空蝉」など源氏物語の数々の繊細な「源氏物語図」などを観て、「大琳派展」を後にする。

  出口から出ようと思ったが、出口左手に特別協賛のキャノンの「綴プロジェクト」コーナーが・・・・。
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  光琳の「八橋図屏風」の複製が展示してあり、ハイビジョン映像で「綴プロジェクト」の解説をしている。どうやらキャノンの映像技術で、貴重な文化財をデータ保存するとともに、複製品を完成させ、後世に継承する活動のようだ。10分程度の解説であったが、複製品は映像技術だけでなく、何度もの色調調整、伝統工芸士の金箔打ちなど手間と時間をかけて複製する。3年間かけて、屏風・襖絵・掛け軸・絵巻物など15作品以上の文化財の複製を計画しているとのこと。
  さて、「綴プロジェクト」コーナーを後にして、本日無料開放している本館裏の庭園へ行くべく平成館館内を東へ進んでいくと、縄文・弥生時代の土器、埴輪、銅鐸などの無料の展示場が・・・。せっかくなので見学していく。こちらも見応えある。本館ともつながっており、ここでは仏像などの無料展示。
  そしてやっと本館出口を出たのは3時半。本館裏側の庭園を一回り。五重塔、転合庵、池など写真に収める。

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Img_1894_2  もう4時になろうとしている。東京国立博物館を出る。せっかくだから、上野公園を一回りし、当初の予定通り、弁財天、不忍池、西郷さんを写真に収め、上野公園を後にすることとした。
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【参考】
 
 以下に『大琳派展』のリンクを張っていますが、最初のイントロダクションの効果音付き映像は必見です。イントロ画像が動かない場合は雷神の横の「継承」を一度クリックすると、約5、6分の素敵な効果音と映像が楽しめます。

大琳派展
http://www.rinpa2008.jp/
綴りプロジェクト
http://tsuzuri.kyo-bunka.or.jp/tsuzuri/top/index.html

 

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2008年9月 7日 (日)

幸せの1ページ

 少し前にテレビで「アンナと王様」(1999年)を見て、主役を演じるジョディ・フォスターの熱演に感銘を受け、新作は是非、劇場でと思っていた。
 というわけで、今日は新宿ビカデリーへジョディー・フォスター主演の「幸せの1ページ」を観に行くことに。
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【あらすじ】
 
ジョディ・フォスターの今回の役柄は冒険小説を書く作家アレクサンドラであるが、彼女の小説の主人公アレックス・ローバーとは正反対の自閉症、潔癖症、仕事場のアパートから一歩も踏み出せない引きこもり状態。
 ある時、フィジーの無人島で父親のジャックと二人で暮らす娘のニムは「父親があらしの海から帰ってこない。助けにきて。」とアレックス・ローパにSOSのメールを出す。メールを見たアレクサンドラはアパートを出ることさえできないのに、行けるわけがない。そこで、警察とかいろいろな方面に救助を頼むが、誰も真剣に取り合ってくれない。
 その時、冒険家アレックス・ローバー(幻想)が現れ、アレクサンドラを勇気づけ、いろいろなトラブルを乗り越えながら必死の思いで二ムの元へ駆けつける。その間、二ムは留守を守るため、海賊(実は旅行会社の企画)の上陸を阻むため島の動物たちと必死の追い出し作戦を展開する。
 やっとの思いで、島にたどり着いたアレクサンドラであるが、てっきりアレックス・ローバーが助けに来てくれると思っていたニムは失望してしまう・・・
 さてジャックは無事なのか、アレクサンドラはどうなるのか・・・

 感想というと・・・
 子供ずれにはニムが島への来訪者を追い払う場面など楽しい場面はあるが、大人にとってはちょっと物足りない。こんなので逃げ出すか? という感じ。
そして、明かしてしまうが、ジャックとアレクサンドラはどうやら恋に落ちそう・・・
その後のラブストーリーを続編で見たいと思ってしまう。
まっ、ジョディー・フォスターも今までにないドタバタの役柄で楽しく演じたとのこと。
帰ってからDVDで「アンナと王様」をもう一度見てみよう。

映画の詳細は下記で・・
http://shiawase1.jp/

Photo_7   さて、これら夕食を食べに行くとする。本日は三越・伊勢丹の3000円の株主優待券を持参。実は映画も無料鑑賞券。ピカデリーの近くの伊勢丹に行くにも、何と土砂降りの雨。昼、家を出るときは晴れ間も見えたのにね。ビカデリー1階店舗の傘はあまりに高い。やむなく道路の向いのセブンイレブンまで駆け足。504円のビニール傘を買う。これでビニール傘は3本に。勿体ない。
伊勢丹本館の西櫻亭でシチューメンチカツ、ライス、ビール、バニラアイス、〆て3360円のちょっと豪華な夕食を済ませ、帰途に着く。本日の娯楽費は交通費240円、夕食360円、傘504円、〆て1104円と相成った。

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2008年5月10日 (土)

アジアの歌姫 ~テレサ・テンの素顔~

今日は、午前中は富士見丘歯科へ虫歯の治療に行き、午後からは兼ねてより『古賀政男 音楽博物館』へ行くことに決めていた。
ジャーナリスト有田芳生氏による『アジアの歌姫 ~テレサ・テンの素顔~』の講演が目当てである。
テレサ・テンの大ファンということではないが、13年前、タイ・チェンマイで42歳の若さで亡くなり、テレサのあの歌唱力で物悲しく歌い上げられる数々の名曲がもう打ち止めとなった現実を本当に残念に思ったものだった。

Img_179540_2 さて、1時30分開場、2時開講で、笹塚より小雨降る中、30分ほど歩き、開場数分前に到着。当日券を1000円で購入し、パンフレットを受け取り、けやきホールへ入場。
Img_179630_5 ホールに入ると前に演台、左右にテレサ・テンの写真と特大スピーカー、真後ろにスクリーン。事前の案内では講演と謳っていたので、歌声は聴けるか一抹の不安があったが、パンフレットには演奏曲目が記されており、もしかすれば映像も見られるかも、と期待が膨らむ。

00130_2 演奏曲目は・・・
空港
ふるさとはどこですか
ジェルソミーナの歩いた道
つぐない
愛人
時の流れに身をまかせ
別れの予感
香港 ~Hong Kong~
悲しい自由
何日君再来
私の家は山の向こう

開講時間の2時。ホールの明かりが落ちていく。前のスクリーンにテレサ・テンの歌っている映像が・・曲目は中国語で歌う「時の流れに身をまかせ」。ちょっとカラオケ映像のよう。上映が終わり、舞台左の袖から有田芳生氏の登場。有田氏はジャーナリストとしてテレサ・テンを追い続け、『私の家は山の向こう テレサ・テン 十年目の真実』の著書もある。テレサ・テンが初めて来日してから最後の仙台公演でのインタビューまでの数々のエピソードを演奏曲目の合間々々で笑いを誘いながら披露されていく。中々楽しく、またテレサ・テンが如何に中国に自由を求めていたかを思い知らされた講演であった。

一つ面白い話が・・・ 日本で大ヒットした「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」は日本有線大賞を3年連続受賞の快挙を果たした。テレサは歌詞をすべて理解して歌う。「愛人」は中国ではそのまま「愛する人」であるが、日本ではこの三部作が『不倫三部作』と言われたように、やはり「愛人」なのである。それを知り、テレサは本当は歌いたくはなかったのだが、中国語の意味する「愛する人」を思い浮かべながら歌った、とのことである。

 002_4 冒頭有田氏からささやかなプレゼントを用意しているとのお話があった。講演終了前にそれが何か明かされた。それはテレサ・テン直筆サイン入りの中国大陸の人々に向けられたメッセージでそのコピーとのこと。それには『親愛的朋友們 !  願我的歌声給你們帯来快楽 !  (親愛なる友へ。私の歌声で皆様が楽しんでいただけることを願っています) テレサテン 1985 三月十二日』と記されていた。

いろいろなテレサ・テンにまつわる話は有田芳生氏のホームページの「テレサ・テン」の部に任せるとしたい。
http://www.web-arita.com/  

ご本人のブログに当日のことが記載されていました。(5/12追記)
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/05/post_f294.html

さて、講演が終了し、もう一つの楽しみがある。実は去年の11月に『古賀政男 音楽博物館』には来ていたのだが、館内観覧料の500円をケチって、観覧していないのであった。今回の講演参加者は無料で観覧できるのである。古賀政男の書斎、日本間などを再現している。

Img_179840_12<音楽の森をイメージした木漏れ日のさす殿堂>

Img_180740<3階の古賀政男の世界への渡り廊下>

Img_180840<書斎> 

Img_181040 くつろぎの日本間

Img_181440 <グランドピアノのあるリビング>

Img_181540< 愛用のギター>

Img_181640<愛用の燕尾服、帽子、かばん、ステッキ>

Img_181840  Img_181740_2 <ドリフターズ コーナー>

Img_182140_5<テレサ・テンコーナー>Img_179940_2

Img_180040

時計を見ると5時。そろそろ『古賀政男 音楽博物館』を後にすることにしよう。最寄りの駅は小田急線の「代々木上原」駅。小田急線では笹塚に帰れないので徒歩で帰るわけだが、マックの優待券があるので、駅前にマックがあるか一回りする。残念ながらマックはないが、音楽村通りにこじゃれた飲食店がままある駅周辺だった。小雨降る 中テレサ・テンの歌の余韻に浸りながら帰ることとしよう。

拙いブログを最後まで見ていただいたお礼に
<空港>
http://jp.youtube.com/watch?v=0iwjYcRAnNo
<つぐない>
http://jp.youtube.com/watch?v=LxbDwPq4XDs&feature=related
<愛人>
http://jp.youtube.com/watch?v=0tPAddMqNLM&feature=related
<時の流れに身をまかせ>
http://jp.youtube.com/watch?v=6tttrvUzAn4
<別れの予感>
http://jp.youtube.com/watch?v=90UYN3_fu6s
<悲しい自由>
http://jp.youtube.com/watch?v=HWEaSiqSbmY
<何日君再来>
http://jp.youtube.com/watch?v=TRyXd-tiDFs
<夜来香 (日本での最後のステージ)>
http://jp.youtube.com/watch?v=NcU6Ya2DTbM&feature=related
<ジャッキーチェンと>
http://jp.youtube.com/watch?v=Ug3v7cqrRlQ
<歌いっぱい>
http://6621.com/Player/Player.html?id=|119774|119775|119776|119777|119778|119779|119780|119781|119782|119783|119784|119785|119786|119787|119788|119789|119790|119791|119792|119793|119794|119795|119796|119797|119798|119799|119800|119801|119802|119803|119804|119805|119806|119807|119808|119809|119810|119811|119812|119813|119814|119815|119816|119817|119818|119819|119820|119821|119822|119823|119824

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2007年11月18日 (日)

異人の唄(アンティゴネ) 

二週続けて新国立劇場へ通ってしまった。
今回は演劇鑑賞、演劇は2回目だ。前回は6月17日に『夏の夜の夢』。村井國夫、麻美れい、当日初めて知った神田沙也加らが演じる歌あり、ダンスありのコミカルな演劇だったことは記憶に新しい。

今回は、新国立劇場で9月から12月にかけ『三つの悲劇 ギリシャから』シリーズの最終演劇『~異人の唄(アンティゴネ)~』である。
演劇の題材はギリシャ悲劇の『アンティゴネ』であるが、かなりモディファイされている。
北海道の三味線弾きの父、民謡歌手の母、その間に生まれた娘二人という旅芸人一座を唄をめぐる「血の悲劇」が襲う。父母は忽然と消え、叔父に育て上げられるが、一切唄うこと禁じられる。妹は父母は海を越えた地に生きていると信じ、その地に渡り、唄で生きようとするのだが、嫉妬に狂った村長の妻と姉に母が殺されたこと、さらに叔父が実の父であったことを知る・・・

観劇のきっかけはギリシャ悲劇が好きだから・・・ではなく、パンフに載っていた純名りさという女優、宝塚歌劇出身、NHK連続テレビ小説「ぴあの」のヒロイン、CDアルバムリリースと大変ご活躍で、また美形ときている。その姉を演じる土居裕子もミュージカル出演や歌手としてソロコンサート、CDもリリースしているという。
またすばらしいダンス、歌で楽しませてくれるに違いない、そんな思いがきっかけであった。Photo

Photo
<純名りさのCDが視聴できます> 

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2581913

Photo_2
<土居裕子の歌が聴けます>

http://homepage1.nifty.com/nawoki/doiyuko1.html

そうそう、演劇の感想を少し。客の入りは1階席は5割程度、2階はパラパラ。期待していたダンス、歌がほとんど無いのは残念だったね。最後に純名りさが歌いだし、さすがにうまいと感動し、その後、土居裕子が歌い、二人でハモるのだが、土居裕子の声量ある澄んだ歌声にさらに感動した次第。もっと聞きたかったねぇ。叔父を演じるすまけい、音楽会社の社長とプロデューサーを演じる木場勝己、小林十市の演技力もなかなかのものでした。カーテンコールは無かったなぁ。ちょっとストーリーが難解だったのかも知れない。

さて、昼ごはん、まだだったので、マクドナルドで中止半端な昼食を取る。
午後3時半、ここから二駅歩いて帰るこことする。その前に新国立劇場のとなりのオペラシティに寄って見よう。
おぉ、玄関に2階建てパス。ハンバーガーとか売ってるようだ。

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おぉ、中庭には大きなクリスマスツリーが飾ってある。54階のレストラン街まで上って見ることにする。

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ここも、クリスマス気分満載。 ちょっと早いんじゃない。景色がすばらしい、さすがに高い。メニューも高いんだろうね。

本日の娯楽費は・・・ いくらZ席が1500円で格安と言っても、プログラムも買ったので計2300円。
神戸と笹塚の二重生活で節約しないといけないのは百も承知だが、せめてわびしい一人暮らしに、ささやかな刺激ということで許せる範囲でしょ。

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